障害年金申請で診断書の記載が重要な理由
1 障害年金と診断書
怪我や病気が原因で日常生活や就労に支障が生じている方は、障害年金を受給できる可能性があります。
障害年金を受給するためには、障害の程度が、障害認定基準に達している必要があります。
障害の程度は、障害年金を申請するにあって提出する医師の診断書の内容によりほぼ決まります。
2 診断書の記載の重要性
障害年金の診断書は8種類存在し、それぞれの傷病に応じた診断書を作成しなければなりません。
複数の傷病をお持ちの方は、障害の併合により障害年金の等級が上がる可能性があるため、それぞれの障害について診断書を作成してもらう必要があります。
障害年金の診断書には、障害認定基準に関する事項の記載欄があり、その記載内容に基づき、障害の等級や認定の有無が判断されます。
このため、障害年金を申請するにあたり、診断書の記載は非常に重要であり、傷病の内容を正確に反映してもらう必要があります。
3 診断書の作成にあたって
障害年金の認定では、傷病の日常生活への影響も重要な考慮要素になります。
しかしながら、本人は医師と生活しているわけではないため、患者から医師に日常生活の状況を説明し、把握してもらう必要があります。
診察のときに、自身の症状や生活への支障について、医師に具体的な内容を伝えるようにしてください。
どれほど日常生活に支障が生じていたとしても、それが医師に伝わっていない限り、診断書には反映されませんので注意してください。
4 障害年金のご相談は当法人へ
障害年金の申請にあたっては、診断書の記載内容が重要となります。
医師に傷病の状況を伝えるためには、まず、どのような事情が障害年金の申請に影響するのか把握していただく必要があります。
障害年金の受給を希望される方は、当法人にご相談ください。
お役立ち情報
(目次)
- 障害年金を受給するためのポイント
- 障害年金の相談窓口
- 障害年金申請の手続きと流れ
- 障害年金の申請期間
- 障害年金で必要な書類
- 障害年金における初診日
- 障害年金申請で診断書の記載が重要な理由
- 働きながら障害年金を受給できる場合
- 障害年金の種類
- 障害年金の計算方法
- 障害年金の納付要件
- 20歳前傷病の障害年金
- 障害年金受給中に新たな障害が発症した場合の対応方法
- 新型コロナウイルス後遺症と障害年金
- 精神疾患について障害年金が認められる基準
- ADHDで障害年金を受け取れる場合
- 聴力の障害で障害年金が認定される場合
- 脳梗塞で障害年金が受給できる場合
- 高次脳機能障害で障害年金が受け取れる場合
- 肺結核で障害年金を請求する場合のポイント
- 人工関節で障害年金を申請する際のポイント
- ICDで障害年金が受け取れる場合
- 難病で障害年金が受け取れる場合
- 障害年金と生活保護の関係
- 不支給通知が届いた場合
- 障害年金がもらえない理由
- 額改定請求について
- 障害年金の更新に関する注意点
- 精神疾患の障害年金の更新時の注意点
- 障害年金の永久認定
- 障害年金と障害者手帳の違い
- 特別障害者手当
- 障害者手帳について
- 障害者年金
- 社会保険労務士とは
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