障害年金の申請に関するQ&A

文責:社会保険労務士 大原啓介

最終更新日:2023年09月19日

障害年金の申請に関するQ&A

Q障害年金の申請はいつでもできるのですか?

A

 障害年金の申請は、早くすればするほど、早くお金を受け取ることができます。

 また、事後重症請求の場合や、障害認定日から5年以上経過している遡及請求の場合は、申請が遅れると受け取れるお金が減ってしまうため、なるべく早く申請をする必要があります。

ただし、原則として、障害の原因となった病気やケガで初めて医療機関の診療を受けた日(初診日)から1年6か月を経過した日(障害認定日)が来るまでは、申請することができません。

 また、初診日に20歳未満である場合は、20歳になるか障害認定日か、いずれか遅い時点から申請することができます。

Q障害年金の申請は自分でもできますか?

A

 障害年金の申請は自分でもできます。

 しかし、障害年金の制度は非常に複雑なので、一般の方が最も適切な方法で申請を進めるのは難しく、自分で申請したために、本来受け取れるはずの障害年金が受け取れなくなったというケースもあります。

 障害年金は1年あたり少なくとも数十万円のお金を、長ければ数十年間にわたって受け取ることになるので、受給できる場合と受給できない場合の差は非常に大きくなります。

Q障害年金の申請は、どの専門家に依頼しても同じですか?

A

 障害年金の申請は、誰がやっても同じ結果になるとは限りません。

 どのような方法で申請するかによって、障害年金が認定されるか否かや、認定される等級が異なってくる場合があるため、障害年金についての知識や経験が豊富な専門家に依頼することをおすすめします。

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